通信速度でよく見た「bps」とは?どれぐらいの通信速度があればいいの?

インターネットを利用していると、たまに「インターネットの通信速度が速い」「インターネットの通信速度が足りない」と感じることはありませんか? オンラインやソフトで実際のインターネットの通信速度をテストすると、256Kbps、87Mbps、1Gbpsなどの表現を目にすることがあります。
「bps」とはどのくらいの速さなのでしょうか?
日常生活の中でインターネットを使うのはどれくらいのスピードがあれば快適なのでしょうか?
 

bpsとは

ここではインターネット通信速度の見方について紹介したいと思います。

ネットワーク通信速度は通常bpsで表現されます。1秒間にどれだけのデータ量を転送できるかを指すもので、ビットパーセカンド(Bits per Second)の略です。

いわゆるビット(bit)とは、コンピューターが扱うデジタルデータの最小単位のことです。 Bpsとは、1秒間に何ビットの情報を送受信できるかということです。例えば、1bpsは1秒間に1ビットの通信ができる速度であり、100bpsは1秒間に100ビットの通信ができる速度であります。前の数字が大きいほど通信速度が速くなります。

技術が急速に発展している現代では、インターネットの通信速度も高速化に向けて動き始めているため、通信速度がbpsだけで表示されることも珍しくなってきています。 インターネットの通信速度を測るときには、1000(K、キロ)、100万(M、ミリオン)、10億(G、ジリオン)と指しているKbps、Mbps、Gbpsという単位が現れているのが一般的です。
しかし、1Kbpsと1000bpsが同じというわけではありません。 現在、科学界では、1Kbps=1000bpsと考える人と、1Kbps=1024bpsと考える人、二種類の意見が分かれています。同様に、MbpsとKbps、GbpsとMbpsの変換でも二種類の説があります。

ちなみに、情報量を示すビット(bit)の単位と、データ容量を示すバイト(Byte)の単位は同じではありません。次回の記事でその違いをご紹介します。
 
 

最高速度と実際速度

ネットワークや携帯電話を契約するとき、通信会社のパンフレットに「最大速度1Gbps」と書かれているのをよく目にします。 実際には、ネットや携帯電話を契約して自分で速度を測ってみると、1Gbps以下になります。最大速度は嘘なのか? と思っている人もいるのではないでしょうか。実は、インターネット通信速度は様々な条件に影響されているのです。

例えば、WiFiルーターを使ってパソコンからWiFi信号を受信した場合、WiFiルーターの品質や設計によって通信速度に影響が出てしまい、有線LANを使って直接インターネットに接続した場合よりは通信速度が遅くなってしまいます。同じ有線LANでも、LANケーブルが違うと速度に若干の差が出てしまうことがあります。

なので、通信会社が宣伝したインターネットの通信速度は最大通信速度と呼び、実際に使用されている時の実際通信速度は最大通信速度に達しないのが普通です。
 
 

日常生活でよくある通信速度

では、日常生活ではどのくらいの速さが必要なのでしょうか?

日常生活でよくあるシーンと、それに対応した通信速度をまとめました。(ダウンロード速度のみ)
 

メールやLINEの受信

メール受信やLINEでの会話の場合、下り速度は最低限128Kbpsが必要です。128Kbpsは、通信制限がかかられたときの速度です。テキストだけであれば大丈夫ですが、画像が添付されている場合、やはり200Kbpsが必要でしょう。さらに、もし動画さえもあれば、速度は1Mbpsになると快適です。
 

Web閲覧

Web閲覧の場合、目安速度が平均10-30Mbpsになると問題ありません。テキストが中心になるサイトを閲覧するなら1~3Mbpsの下り速度は十分だと言えるのですが、現代の技術を考えるとやはり画像や動画が多く、javascriptもたくさん利用されているサイトがメインとなるのでしょう。そのサイトを支障なく閲覧できるためには、最低5Mbpsの下り速度があれば快適に閲覧できるかともいます。
 

動画視聴

Youtubeやほかの動画配信サイトで動画やアニメなどを観たい場合、5~20Mbpsが平均下り速度の目安となります。しかし、解像度によって、異なることもあります。たとえば、HD画質や4Kなどの高画質を快適に楽しむ際は、30Mbps以上が必要な目安になるでしょう。
 

快適に通信する速度

スマホなどで快適にインターネットで通信できる速度は、5Mbps程度あれば問題ありません。
ポケットWi-Fiや光回線などは、ほとんどがこの速度以上で通信できています。
通信が遅くなる場合は、Wi-Fiの機器が古かったり、電波干渉など、いろいろな要因がある場合がありますが、通常では10Mbps以上の通信速度が出ている場合がほとんどです。
 
 

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