SuicaやPasmoをご利用になっている皆さんは、残高不足や定期券の期限切れで自動改札口を抜けられなかったという経験がある人も多いのではないかと思います。実は、こういうトラブルをあらかじめ防ぐため、交通系ICカードには残高や定期券の有効期間を音で知らせる機能が搭載されています。ご存知でしたでしょうか?
どうな状況でどんな音が流されるのか、設定方法は何なのか、この記事でご紹介します。
目次
どんな音がある?
実は、五種類の音があります。残高足りるかどうかを知らせるだけではなく、定期券はどれだけ有効期間が残っているのかも音でわかります。
JR東日本のサイトを見ると、確かにこう書いてあります。
Suicaには、入金(チャージ)残額が1,000円以下になった場合や、定期券の有効期限が14日以内になった場合に、改札機の音声案内の応答音を変えることで、お知らせする機能があります。
(出典:JR東日本ー改札機通過時の音声案内)
(実際の音声でなくテキストの説明になります。)
定期券を利用している場合
二種類の音があります。
通行可/有効期限14日超 | 「ピッ」 |
通行可/有効期限14日以内 | 「ピッピッ」 |
残高を利用している場合
二種類の音があります。
通行可/残額1,000円超 | 「ピピッ」 |
通行可/残額1,000円以内 | 「ピピピッ」 |
通れない場合
定期券を利用しても残高を利用しても共通の音が流されています。
通行不可/残額不足/区間外・期間外 → 「ピー」
設定方法
関東のSuicaやPasmo、デフォルトとして、音声案内機能はOFFされています。ちなみに、Pasmoのサイトでは、「音声案内」のことを「電子音でのお知らせ機能」と呼んでいます。
この便利な機能を有効されるのは非常に簡単:
この機能をご利用になりたい場合は、ご購入後に、改札係員までお申し出ください。
公式サイトではこう書いてあります。
改札係員のところに行って、「音声案内機能を有効したい」と伝えれば、たったの数分ほど設定してくれます。
モバイルSuicaも設定できます!
アプリを開いて、一番右下の「チケット購入・Suica管理」をタップして、下には「音声案内サービス利用設定」というボタンがあります。
「音声案内サービス利用設定」のボタンをタップしたら、新しい画面にジャンプします。
「利用する」を選択し、下の「変更する」をたっぽすれば設定が完了します。
とても簡単な方法で便利な機能を利用できるので、ぜひ試してみてください。
関西のほうはどうなの?ICOCA
関東のSuicaやPasmo、デフォルトとして、音声案内機能はOFFされていますが、関西のICOCAはわざわざ駅員に申し出る必要もなくデフォルトで有効になっています。
(出典:ICOCAオフィシャルウェブサイト)
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