2022年6月から実施される入国制限緩和の内容

新型コロナの水際対策をめぐり、政府は、2022年6月から1日あたりの入国者数の上限を2万人に引き上げることになりました。
海外からの入国者に対する検疫措置は、入国する際に行われたこれまでの検査の陽性率など流入リスクに応じて緩和することになり、8割程度の入国者は検査や待機措置が免除されるようになる見通しです。
水際対策や外国人観光客受け入れに関して6月1日からどうなるのかまとめてみました。

入国者への検疫

入国者に対する検疫措置は、入国する際に行われたこれまでの検査の陽性率など流入リスクに応じて世界の国や地域を3つのグループに分けて実施されます。

最もリスクが低いグループ

ワクチンを接種していなくても入国時の検査や自宅などでの待機措置を免除するとしています。

2番目にリスク低いグループ

3回目の接種を受けていることを条件に検査などを免除する一方、受けていない場合は、検査を継続し、自宅での最短3日間の待機も求める。

最もリスクが高いグループ

検査を継続し、3回目の接種を受けている場合は自宅で最短3日間、受けていない場合は宿泊施設で3日間の待機をそれぞれ求める。

G7=主要7か国からの入国者をはじめ、8割程度の人は検査や待機措置が免除される見通しだということです。
3つのグループの具体的な国や地域は近日公表されます。

入国制限の緩和が進む

他の海外諸国と比較すると日本はまだまだ人数に上限は厳しいと思いますが、入国制限が緩和が進んできています。日本もこれから変わっていかななければなりませんが、人口減少などなかなか解決出来ない問題を抱えている中で、日本での生活は食事や治安や安さにおいては世界では例を見ないほど優れている国の一つだと思います。海外からの旅行者を受け入れることで日本の生活にふれるときっとまた日本に来てくれる人が増えてくるに違いないとおもいます。国内の経済が縮小しても日本生活を基盤とする日本の旅行のポテンシャルは日本人が思っている以上に高いものだ思いますので、規制緩和とともに成長していってほしいと思います。

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