【一人暮らしのインターネット基礎】LTEとは？4G/3G/wifiとの違い

スマホやタブレットの通信規格というと、LTE・4G・3という言葉を目にすることだと思います。アルファベットと数字で、なんとなくわかるようで、実はその意味をちゃんと理解していない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか？この記事はLTE・3G・4Gそれぞれの特徴と、お互いの違いを紹介していきたいと思います。
多くのインターネット用語を知っていれば、一人暮らしでも自宅のインターネット環境をうまく構築してインターネットを楽しみましょう。
 
 

3G/4Gとは

3Gも4Gも、スマートフォン携帯電話用の通信規格の一つで、最近タブレットなども4G回線を使っています。
携帯電話の通信規格の始まりは、1970年代後半に誕生した1Gのことです。そのGは、Generation（世代）を指しています。技術の発展と伴い、移動通信の規格の「世代」も進化していて、Gの前の数字が多くなり、モバイル通信も高速かつ安定になっていきます。
 
たとえば、1Gのときにはただのアナログ無線電話で、ノイズ入りやすくてセキュリティにも安全保証がなく、盗聴されやすい時期でした。しかし4Gの時代になると、回線の速度は75Mbps〜100Mbpsに上達の一方、セキュリティ面にもかなり改善されていて、高速て安全な通信を楽しめます。
 
 

LTEとは

LTEとは、Long Term Evolution（ロングタームエボリューション）の略称になります。日本語に翻訳して、「長期的な進化」という意味です。
3Gと4Gと同じく、LTEもスマートフォンや携帯電話用の通信規格のひとつで、大手キャリア（NTTドコモ・au・ソフトバンク）が所有する基地局をアクセスポイントとして電波を発信しています。
 
3Gをさらに高速化させて、LTEが誕生しました。LTEの一つ大きいメリットは、この前主流になった3Gより通信速度を大幅に上回りました。理論上の最高通信速度は、ダウンロードで100Mbps以上、アップロードで50Mbps以上です。また、広い地域もカバーできて、より多いユーザーに快適な通信環境を作ってあげることができました。
 
 

LTEと4G違いは？

LTEはもともと第3世代が第4世代に発展するまでの橋渡し的な存在であり、かつて3.9Gと呼ばれることもありました。
しかしそのあと、世界的には「3Gの発展規格を4Gと呼称する」というのも許可され、国際電気通信連合が「LTE＝4G」と認定しました。その認識により、LTEと4Gとの違いはないと認めました。

ただ2016年から「真の4G」が普及されて、その通信スピードはLTEの10倍くらいになりました。
 
 

おまけ：LTEとWiFiの違い

通信回線規格

そもそもLTEは通信規格なので、スマホや携帯電話、タブレットなどのモバイル端末に限定して利用することができます。WiFiは無線LANの一種なので、無線LANを利用できる端末や機種であれば、限定なく利用することができます。
 

通信距離

LTEは通信キャリアの基地局をアクセスポイントとして発信するため、日本中たくさんある基地局があれば通信することができます。WiFiはルーターから一定の距離を離れると、信号を受けられなくなり、通信もできなくなりました。
 

通信速度

ある時期には、LTEの通信速度が一番速くて、3GもWiFiも追いつけられないと言われました。最近のWiFiはほぼ全部光回線になっていて、しかも電波の届くエリアは短距離であって、既にLTEより通信速度が速くなりました。
 
 

まとめ

LTEと3Gや4G、WiFiとの違いを紹介しました。。
LTEも3Gも4Gも携帯電話やスマホ専用の通信規格のことですが、誕生する時間が異なって、特徴や使いやすさには違いがあります。
 
2020年3月より5Gの通信サービスがスタートしました。まだまだ、５Gで繋がるエリアもすくなく、高周波数帯ということもあり、狭く、それから５Gで繋がるための対応端末もすくな位状況です。5Gが世の中に広く浸透していくまで、数年かかるとおもいますが、通信業界には新しい革命を起こし、世の中を変えていく技術がいくつも誕生することになると思います。
 
 

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