「旅行制限が解除されたら行きたい国」で日本が1位に アジアの消費者調査にて

2022年1月現在、世界中で新型コロナウイルス感染症がまだ蔓延しています。しかしながら、ワクチン接種や経口薬など戦える武器も揃ってきて、安心ではない部分もありますが、オミクロン株はこれまでの変異と異なり、重症化率は低くなってきているようです。おそらく、これからこの感染症と戦える薬や改良されたワクチンがそろってくることもあり。世界各地でも徐々に観光を再開している国や地域が見られるようになりました。日本では訪日旅行は再開していませんが、Rakuten Insightがアジアの消費者を対象に行った調査では、「旅行制限が解除された時に行きたい国」で日本が1位を獲得しているそうです。
海外旅行そのものに対する意欲も維持されており、韓国と香港では顕著に表れています。パンデミック下で厳格な制限が敷かれたことがその原因の一つだとされています。

 
 

日本は「旅行制限が解除されたら最も行きたい国」

調査から「制限が解除されたときに行きたい国」では日本が最も多くなっています。
日本は「好ましい国」1位の34%を獲得し、2位のオーストラリアに15%の差をつけています。
「行きたい国」のランキングでは6位のアメリカ合衆国以外はすべてアジア太平洋地域の国となっており、長距離旅行への意欲は高くないことがわかります。
次に、各国の海外旅行意欲については韓国が最も海外旅行を望む人が多いということです。
「制限が解除されたら海外旅行に行きたいか?」という質問に対し、「はい」と答えた人は1位の韓国で77%、2位の香港で73%でした。70%を超えているのはこの二国のみです。
反対に、海外旅行に意欲を示す人が少なかったのは、中国(44%)、インドネシア(46%)となっています。Rakuten Insightは、この結果について、「パンデミックが続くことへの懸念が高まっていることを示している可能性があります。」と分析しています。
なお、日本は「行きたい」と答えた人が50%で、考え方が二極化していることが表れています。
 
 

アフターコロナで求められるのは「安全性」

海外旅行への懸念についても調査結果が発表されています。この調査によると、消費者は「個人の安全」を最も懸念、重要視しているということです。
49%の人がこれを最も重要な要素と答えており、パンデミックによる影響が表れていると考えられます。
 
 

安全性や清潔

日本での生活において安全性や清潔というのはとても一般的なことでありますが、今後、海外旅行を受け入れるようになるとこ、このことがより強いアドバンテージとなりそうです。2022年は旅行業界が再び活発化してくることを祈るばかりです。
 
 
参照:https://insight.rakuten.com/snapshot-travel/
 
 

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