無制限Wi-Fiのサービスの状態を調べてみた2020/6/25

「無制限で使い放題」をというキャッチフレーズで多くの利用者を獲得していた「どんなときもWi-Fi」が、総務省から行政指導を受けました。
「無制限で使い放題」を訴求していますが、「例外的な場合のみ制限」としていたことが、実際は利用者の通信速度を制限しておりとされています。通信制限を設ける基準をユーザーに告知しておらず、問い合わせにも回答しなかったことが問題となっています。
 
「どんなときもWi-Fi」以外ににも「無制限で使い放題」でサービスを提供しているサービスがありますが現状はどの様になっているのかを調べてみました。
 
 

主な無制限Wi-Fiサービスの現状一覧

調査日:2020/06/25

サービス名 ステイタス
Mugen WiFi 新規申込停止
hi-ho GoGo Wi-Fi 新規申込停止
どんなときもWiFi 新規申込停止
よくばりWiFi 新規申込停止
限界突破WiFi 新規申込停止
ギガWi-Fi 申込可
クラウドWiFi 申込可
THE WiFi 申込可、低速中
めっちゃ WiFi 申込可、低速中

ここで取り上げたサービスは一部ではありますが、半数は新規申し込みを停止し、低速化などの問題もありつつもサービスを提供していたり、新規募集を続けているところもあります。
 
 

無制限は出来ない

どのサービスも今は小さな文字で「著しくトラッフィクを専有するユーザーは速度制限をかける」と記載があり、高速通信での無制限で繋がるということは出来ない状況にあると思います。ややこしいのがどれだけ使ったら速度制限がかかるのかがわからないところにあると思います。
「どんなときもWi-Fi」は25GBを超えたら速度制限がかかっていたと言われていますが、正直なところ、月額3500円程度でしたので、妥当なデータ通信容量だと思います。
ほとんどの人は月間25GBあれば気にならないとおもいます。

ですが、無制限使い放題で月額3500円というは大容量を消費する利用者がたくさん集まる結果になり、クラウドSIMの技術をつかってSIMを切り替えて速度制限を避けてもSIMが足りなり、その上、SIMの供給がとめられてしまって、利用者のほとんどに速度制限がかかってしまうという状態になってしまったのでしょう。
 
大手キャリアが実現できていない無制限のモバイル通信というのは現状では実現できないと認識しておく必要があるとおもいます。
 
 
 

データ使用量に明確な制限がある方が安心

現状、無制限の通信を保つことはクラウドSIMの技術をつかっても難しいのが現状です。
もし、大容量のデータを使いたい場合は、光回線と契約するか、速度制限について明確な表記がされているモバイルWi-Fiを提供しているサービスを利用しましょう。
 
CDJapan Rentalではデータ使用量に関する制限は明確になっております。
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