クラウドSIMって何?クラウドSIMの仕組みとメリット・デメリットを解説

SIM

最近は無制限で3キャリア対応という無制限WIFIを見かけませんか?
いろいろ良い意味でも、悪い意味でも話題です。
このようなサービスはクラウドSIMという技術をつかってサービスを提供しています。
今回はこのクラウドSIMについて仕組みは、メリット・デメリットを解説していきます。

クラウドSIMとは?

クラウドSIMとは、SIMカードの情報をサーバーに保管し、サーバーから端末にSIMのデータを送ることで通信できるようにする仕組みのことです。
SIMカードは携帯電話に挿しこむICチップで、いろいろな情報が書き込まれています。
クラウドSIMの技術は、ラウドでSIMの情報を保管して携帯電話やモバイルWIFIに情報を送ることで通信ができるようになりました。

クラウドSIMのメリット

クラウド上でSIMを管理できることによるメリットが大きく分けると2つあります。

データを分配できる

無制限ということをするために、行っていることですが、
SIMのデータ通信の容量が仮に50GBを月に使えるプランを複数契約して、クラウド上で管理している場合
一人の人が急にたくさんデータをつかっても一つのSIMのデータを使い切って速度制限になると、まだ使われてないSIMに切り替えることで、データ通信が快適に行えるようにします。普通の人は月にはデータ通信は3GBから5GB使っていると言われていますので、50GBのSIMを複数契約して切り替えなど行うことで
データ通信がほぼ使い放題になるというのがメリットです。

エリアが広くできる

Softbankが強いエリア、Docomoが強いエリアなど、契約しているSIMカード通信会社によってエリアが違います。
クラウド上でSIMカードを切り替えることで、繋がりにくいエリア出会った場合、繋がりやすいSIMにきりかえることができます。
このため、日本だけではなく海外のSIMをクラウドで管理することで、海外でも通信ができるようになります。

クラウドSIMのデメリット

個人的な見解ですが、大手キャリアのエリアの弱点をカバーしたりデータ分配を実現できるすばらしい技術で、デメリットはあまりないと思っています。
サービス提供側にはデメリットがあるとおもいます。

無制限を維持できない

普通の人は月にはデータ通信は3GBから5GB使っていると言われていますので、そのような方がつかってくれているのであれば
問題ありませんが、無制限という謳い文句うとてつもないデータを使う人達が、あつまってしまって
管理しているSIMのデータを使い切って速度制限ばかりになるという問題が起きています。

クラウドSIMの今後

クラウドSIMの技術はすばらしく、日本でも海外でも一つの端末で使えるので、
今後もこの技術を使ったサービスは出てくると思います。

個人的ですが、これまでような無制限という形ではなくて、きちんとデータ使用の条件が明確になったものがでてくるのではないかと思います。

1件のコメント

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