10年ほどの前だと携帯通信会社といえば、ドコモ、Au、Softbankと契約するしか選択肢はなく、このどこかから携帯電話を買って通信するという状態でした。
最近では、MVNOいうドコモやSoftbankとauより安い価格でプランを提供するサービスが増えてきました。格安SIMを提供する殆どがMVNOです。
MVNOって何?
MVNOは英語の頭字語です。Mobile Virtual Network Operatorとなります。。日本語にすると「仮想移動体通信事業者」ですね。
MVNOの事業はどういうものでしょうか?
事業としてMVNO
MVNO(仮想移動体通信事業者)は私たちの聞き慣れているドコモ、AuやSoftbankという大手通信会社のインフラを借りて、そこから独立した通信サービスを提供する事業のことです。大手から大量に回線を仕入れたり、帯域をしいれることで、一般消費者に安価格で通信を提供することができるようになっています。
安さの理由としては、格安航空会社のモデルに似ている部分もあり。ローコストの飛行機に乗る時、飲み物やお菓子はサービスはなく、機内のエンターテインメントも同様にありません。席も少なく詰め込まれているような状態です。
MVNOも同様に、余計なサポートコストを省き、また、利用者を限られた帯域に詰め込むことで、安さを実現しています。
MVNOのメリット
とにかく安い
大手キャリア(ドコモ、Softbank, au) で契約している方の平均月額料金は月々5000円から9,000円ですが
MVNOを利用する場合はその半額程度ですみます。
プランが多く、プランもを変更しやすい
例えば、MVNOのOCNの場合は、月一回プランを変更することが可能です。
提供されているプランのデータ量は1GB, 3GB, 6GB, 10GB, 20GB, 30GBの選択肢あります。
テレワークや引っ越しでデータを多めに使うかもしれないと思うときは事前にネットで多めのプランに変更すると、翌月から使えるようになります。
元のプランに戻りたいと場合も、翌月から変更が適用されます。
契約期間短い
Y!mobileやUQモバイルはMVNOというよりはサブブランドなので、当てはまらないですが、MVNOはデータプランの場合などは契約期間の縛りは基本ありません。
MVNOの>デメリット>
通信が遅い
その安さの代わりに、大手な会社より通信の品質は落ちてしまいます。
限られた帯域ので、大手よりもたくさんのユーザーが利用するので、通信が遅くなったり、大手のように高速でないというのは日常的に発生します。
支払い方法の選択肢は少ない
銀行振替ができなかったり、会社によって利用できるクレジットカードが限られていたり、留学生などには利用しにくいかもしれません。
SIMフリーのスマホが前提
大手キャリアの場合は、スマートフォンもセットで通信を契約できますが、MVNOは基本は自分でSIMフリーのスマートフォンを購入する必要があります。
MVNOでスマートフォンとセットでサービスを提供してるところもありますが、iPhoneでMVNOを使いたい場合は、自分でiPhoneを準備する必要があります。
MNPはMVNOでも使える?
MNPはMobile Number Portabilityということです。つまり、携帯のネットワークキャリアを新規契約するとき、もともと持っていた電話番号をそのままで、他社にのりかえることができます。MVNOに大手キャリアから変更する場合もMNPは可能です。
まとめ
大手のキャリアは手厚いサポートや品質がよい通信ができますが、安くしたい、それほど、データ容量は必要ない、多少速度が遅くても問題ないという方はには、MVNOもいいとおもいます。
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