NTT東日本と西日本は、AIが通話内容を解析して特殊詐欺を防止するサービスの提供を始めました。
固定電話に通話録音機能付き端末を取り付け、録音した音声ファイルをクラウドに転送。AIが通話内容を解析し、特殊詐欺の疑いがあれば注意喚起の電話やメールを送信する仕組みになっています。
特殊詐欺は手口が巧妙化しており、認知件数や被害額は高水準で推移している。NTTグループは2019年に「特殊詐欺解析AIを用いた実証実験」を実施しており、開発の準備が整ったためサービス提供に至ったそうです。
特殊詐欺対策サービス
●利用料
月額440円(税込)
●初期費用
契約者自身で装置を設置する場合は4400円
工事担当者に依頼する場合は8800円。
●対象
NTTの住宅用電話サービスとなる「加入電話」「加入電話ライト」「INSネット64」「INSネット64ライト」利用者。「ひかり電話」「ひかり電話A」については、準備が整い次第順次受付を開始する。
追加機能として
家族や友人の電話番号をあらかじめ端末に録音しておくことで、通話内容は録音や解析の対象外となり、プライバシーを保護できる。しつこい勧誘電話や迷惑電話の番号を端末に登録すると、着信をブロックできる機能も搭載されているそうです。
フィードバックが電話やメール
固定電話の契約件数は年々減少してきていますが、詐欺の手口は巧妙化してきています。
これは主に、高齢者向けたサービスになるのかと思いますが、「特殊詐欺の疑いがあれば注意喚起の電話やメールを送信される。」という点に関して、メールのやり取りできるような人であれば、固定電話をやめて、スマホにして登録している電話以外の着信をできるだけ出ないようにするなど心がければ、特殊詐欺対策サービスなどを利用しなくてもいいように思います。
SourceNTT
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