MVNOの格安SIMを契約すると毎月の通信費用をさげることができることをご存じの方は多いと思います。
一方でドコモ、au ソフトバンクという大手通信キャリアの通信料金は格安SIMに比べると高くなっています。
今回は、価格の大きな差につながっていることについて簡単にまとめてみます。
通信品質
大手キャリアの通信品質
通信速度は早く、安定しており、利用プランのデータ通信容量を使い切ることがない限り、低速になることはほとんどありません。
MVNOの通信品質
MVNOは大手キャリから帯域や回線を調達し、利用者に提供します。道路に例えると、大手キャリアが高速道路のような状況で、混雑も少なく、非常に早く走行できるように、通信も早い状態です。MVNOは道路にできるだけ車を走らせる状態にすることで、道路の使用量を安くしているような状態で、通信料金を安くできています。通信回線は混雑視安状況のため、大手キャリアほどの通信速度はでません。お昼の11:00から13:00、夜間21:00-23:00という沢山の人がスマホで通信している時間帯は速度が遅くなります。速度は遅いと言っても、1Mbps以上は通信速度が出ている場合が多いので、スマホで動画を見ていたりしていることを除くとそれほど遅いと感じることはないかもしれません。
サポート
大手通信キャリアにあって、MVNOにはないものとして、販売ショップがあります。
キャリアのサポート
ドコモ、AU、ソフトバンクなど、キャリアが運営するショップでは、スマホを契約したり、解約したり、スマホの使い方、料金プランの見直しなど行うことができて、よくわからないことがあっても丁寧にスタッフがケアをしてくれます。
SIMカードの差し替えをしたり、スマホがちょっとした不具合を起こしたりした場合、利用者としてはショップがあることでとても助かる人も多いと思います。
MVNOのサポート
一方、MVNOのサポートはWEBサイトのヘルプや電話やチャットが中心になります。
スマホの不具合などはあまり丁寧な対応をしてもらえません。基本的には自分自身で対応する必要があります。
もし、SIMを差し替えたり、APNを設定したり基本的なことがよくわからない場合はキャリアと契約するほう良いと思います。
販売方法
キャリアの販売
大手キャリアはオンラインでも販売していますが、主な販売としては、販売店や販売代理店で利用者を獲得します。販売店や販売代理店は、高いプランを利用者に売ることで利益をあげていくことができるため、利用者にとって不相応なプランを提案し、契約を促してしまう場合もあります。サポートがとてもしっかりしてもらえるという利点もありますが、販売店や販売代理店も営利企業なため、利益を得るために、販売することが最大の目的となるため、利用者にとっては不相応なプランを契約を促すような販売構造になってしまっていることは否めません。
大手キャリアも安いプランは提供しているので、プランを調べ、はじめに決めておけば、不相応な高いプランに加入させられるようなことにはなりません。
MVNOの販売
基本的にはオンラインの販売となります。ショップを持っていない分、かかるコストもすくないことから、通信費を削減することができています。
CDJapan Rentalです。日本人、中国人の2名のチームでレンタルWIFIのサービスを運営しています。このブログでは通信にまつわることや、気になった商品、おもしろいWEBサービスをとりあげていきます。
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