ソーシャルメディアの登録やオンラインで決済するとき、または銀行振り込みをする時に、スマートフォンに認証する番号が送信され、その番号をサービスの入力欄に入力することで個人を認証するというようなことがあるとおもいますが、この機能ががSMS認証です。すこし手間ではありますが、この認証を導入しているサービスはかなり多くあります。
このSMS認証というのが、どういった役割を果たしているのか、SMS認証の内容やその役割、メリットやデメリットを紹介します。
SMS認証とは何か?
SMS認証とはShort Message Serviceを利用した個人認証システムを意味します。SMSでは個人の電話番号あてに約70文字前後の短いテキストを簡単に送信でき、メールアドレスとちがって電話番号に紐づくため、SMSを読める端末がスマホなどに限定されるため利用者本人であることを手軽に確認する方法として、多くのサービスが個人認証のために導入しています。
SMS認証の役割とメリット
SMS認証の役割は大きく分けて2つあります。
アカウントの乗っ取り防止
不正なログインを試みて個人のアカウントの乗っ取りろうとする行為が多発しています。この不正を防止するために、不明なログイン行為に対してSMSで通知をしたり、SMS認証を設置することでアカウント乗っ取りを防止する役割を果たしてくれます。WEBサービスを運営している企業の多くは最近ではSMS認証を導入するところが増えており、不正なアカウント乗っ取り行為から顧客の個人情報を守る努力を行なっているのです。
大量アカウント取得の防止
SMS認証はWEBサービスのアカウント大量取得を防止する役割も果たします。メールアドレスでアカウントを登録出来る場合は、ひとりで複数のアカウントを取得することが可能ですが、SMS認証を導入すると、電話番号に紐づくためたくさんの電話番号の取得が条件となるため、一人が大量のアカウントを取得するということを防止する効果があります。
導入が簡単
SMS認証は、電話番号のメッセージ機能を利用してテキストを送信する簡単な機能のため、個人のアカウントを保護のセキュリティーレベルを高めることができることから、企業側は高いコストをかけることなく導入できるメリットがあります。
SMS認証のデメリット
電話番号が変わると認証ができない
デメリットとしてよくあることですが、利用者が電話番号を変えた場合、登録しているサービスの電話番号を変更しておかないと、SMS認証ができなくなります。
SMSが送れる機能が必須
データ通信プランなどではSMSが送受信できないため、SMS認証ができません。
最近では電話番号ではなく、LINEなどのコミュニケーションアプリを利用して通話をする人がおおいため、データ通信だけの契約をしている人もいるため、データ通信のみの契約ではSMS認証ができないため、サービスなどでの認証ができなくなるというデメリットがあります。
まとめ
個人情報保護の観点から、最近では多くの企業がSMS認証を取り入れています。SMS認証はセキュリティー機能を高め不正なアクセスから個人のアカウント情報を守ってくれるメリットがあります。
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