2022年9月より入国制限の緩和が進むが個人旅行者は受け入れない

新型コロナの感染が拡大する前、日本には1か月でおよそ200万人の外国人観光客が訪れていました。
しかし感染拡大を受けて2年あまりにわたって受け入れが中断さている状態で、2022年6月に規制緩和があり、受け入れを再開しましたが、ビザの取得などの困難さや団体旅行にかぎらていることから、訪れた外国人観光客は、1か月1万人以下にとどまっています。

外国人観光客が来ない理由

日本への入国にあたってはビザの取得と新型コロナの陰性証明の提出が必要で、手続きに時間や手間がかかります。また、観光で入国できる外国人はツアー客に限定されているほか、全行程で添乗員が同行することが求められています。このため、個人旅行を好む欧米の旅行者からは、「ディナーの時まで添乗員が同行するのか」とか「監視されているように感じる」などといった声も寄せられており、日本での観光を取りやめたり、より緩和が進んでいるほかの国に行き先を変更する動きも出ていたということです。

外国人観光客への緩和

添乗員付きのツアーは行動の自由度が低いとして、個人旅行を好む欧米の観光客などが日本への旅行を敬遠する要因になっているという指摘が旅行会社などから出ていることをうけ
こういった状況にたいして、日本政府は添乗員付きに限定しているツアーを、添乗員がいない場合も認める方針を固めました。
しかしながら、個人旅行は認められておらず、ツアーを手配する旅行会社などがスケジュールを管理し、感染者が出た場合の対応などについても、ガイドラインを守るよう求めるとしています。
政府は、制限の緩和を2022年9月にも実施する方向です。

2022年9月の入国制限の緩和


2022年9月以降水際対策をさらに緩和し、一日当たりの入国者数の上限を今の2万人から引き上げる方向で調整を進めていて5万人とする案も出ています。
日本人を含むすべての入国者に求めている陰性証明書の提出について、9月7日から3回目のワクチン接種を条件に免除する方針となっています。

自由旅行を認めるのはいつ?

日本は感染者がまだまだ多い傾向にありますが、外国での状況は旅行などすでに解禁担っている国々も多くあり、円安のメリットがある日本としても感染状況が抑えることができたなら、日本政府も水際対策も更に緩和をすすめていきたいと思っていると思います。
個人の感染対策やワクチン接種は日本は諸外国と比較しても良い方にある国だとおもいますが、なかなか感染は落ち着いてきているといえる現状にはありません。
早くこの現状が改善され、個人の旅行者が自由に出入りできるようになってほしいものです。
2ヶ月毎に緩和が進んできているので、次なる緩和が11月ごろになるのでしょうか?

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