テレワークでポケットWi-Fiを利用するケースがあるとおもいます。弊社の一部の社員はポケットWi-Fiを使用して在宅勤務をおこなっております。テレワークでポケットWi-Fiを利用するにはいったいどれぐらいの回線速度とデータ容量が必要なのでしょうか?
テレワークでポケットWi-Fiを使った場合に必要となる回線速度・データ容量の目安を自社の社員がつかっているデータをもとに調べてみました。
テレワークで必要となる回線速度の目安
在宅で仕事をする際、メールの送受信、WEBサイトなど閲覧、ファイルの送受信、ビデオ会議など行うことがあるとおもいますが、ポケットWiFiを使いる場合で相手に迷惑をかけてはいけない場面というのは、ビデオ会議になるとおもいます。大きなファイルの送受信を絶えず行うというようなことでない限り、一般的な業務としては、ビデオ会議がもっとも速度を求められるケースになるとおもいます。そのビデオ会議がスムーズに行うために必要な回線速度で考えたいと思います。
人気のビデオ通話用のアプリはGoogle Meet、Zoom、Microsoft Teamsなどたくさんありますが必要スピードはどのくらいでしょうか、
Zoomに必要となるインターネット環境
通信速度が「600kbps/1.2Mbps(上り/下り)」以上で、Skypeでは「1.2Mbps/1.2Mbps(上り/下り)」以上で、Microsoft Teamsでは「500 kbps/1Mbps(上り/下り)」以上あればグループビデオ通話が問題なく使用できる速度とされています。
目安としては2Mbps以上の速度が出ていると問題なくビデオ会議も行えるとおもいます。
メールやWEBサイトを閲覧するのも、データの送受信がもっと少ないケースがほとんどとなるため、こちらも2Mbps程度の回線速度があれば問題ないと言っていいと思います。
ただし、大きなファイルの送受信をされる方にとっては、もっと早い回線速度が必要となります。
弊社では会議にZoomを利用していますが、ポケットWi-Fiの通信速度は概ね10Mbps程度あるため、快適に速さがあるため、会議ができないというケースはでておりません。
テレワークで必要となるデータ容量の目安
テレワークで通信をともなう作業としてはメールの送受信、WEB閲覧、オンライン会議があると思います。
それらで必要になるデータをまとめると以下のようになります。
1GBのデータ通信量できること
メール送受信 | 500KB/1通 | 約2,090通 |
WEB閲覧 | 300KB/1ページ | 約3,490ページ |
メールの送受信は1ヶ月では2000千から4000千程度あるとしてWEb閲覧はもう少しあるかもしれませんので多く見積もってメールとWEB閲覧で月間4GBあれば問題ないかと思います。
1時間あたりに必要なデータ容量
アプリ名 | 1時間あたり必要なデータ容量 |
ZOOM | 600MB |
MicroSoftt Temas | 800MB |
Google Meet | 36MB |
Skype | 120MB |
LINE | 600MB |
Facebook Messanger | 360MB |
ZoomやTeamsをつかってオンライン会議を毎日1時間、月に20時間程度行うと16GB程度必要となります。
それほどの時間をオンライン会議などで使用しないとはおもいますが。
月間20GBから30GBあれば通常のオフィスワークは問題なくこなせるのではないともいます。
ただし、大きなファイルの送受信を行うような業務の場合はもうもっとデータ容量が必要となります。
弊社の場合は、多くデータを使用する人でも月間最大で25GB以内に収まっており、Zoomで週に1度1時間程度ミーティングをして、メールの送受信、Slack、WEB閲覧などVPN経由でおこなっていますが、データ容量に関して足りないという問題は一切ありません。
テレワークで必要なのはセキュリティ
テレワークを行う上で、必須な機能としてはセキュリティが最も重要になるとおもいます。
ポケットWi-Fiは新しいデバイスであれば、WPA2という暗号化によって通信をするため、セキュリティは高いくなっており、VPNを組み合わせるなどすることで、情報漏洩のリスクはかなりさがります。古いモバイルWiFiルーターをつかっていたり、WPA2で暗号化されないようなポケットWiFiを仕事で利用するのは注意しましょう。
テレワークで必要なのポケットWIFIのスペックまとめ
テレワークでポケットWIFIを使う場合に必要なスペックをまとめると以下のようになります。
- 通信速度:2Mbps以上
- データ通信容量:20GB以上
- セキュリティ:WPA2
ほとんどのポケットWIFIではこの基準をみたしているとおもいます。
あとは用途で大きなファイル送受信が多い場合やオンライン会議が多い場合などはデータ通信容量はもっと必要となりますし、通信速度も早い方が遅延も少なくなります。
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