SOFTBANKが昨年12月に「Softbank on LINE」をコンセプトにするオンライン専用新ブランドを発表しており、今年の2月の発表会でようやく正式のサービス名「LINEMO(ラインモ)」とプラン詳細を公開しました。
月額2480円で高速データ通信を20GBまで利用でき、LINEの一部のサービスはギガフリー(データ容量を消費せずに利用できる)になり、お得なスマホプランとなります。さらに、LINEスタンプ使い放題などのうれしい特典も提供されると発表しました。
この記事では、メリットとデメリットを含め、SOFTBANKのオンライン専用新ブランド「LINEMO」をご紹介します。
目次
月額とデータ量
昨年12月の発表当時に紹介した月額は5分間の無料音声通話込みで2980円ですが、正式の発表では「2480円・通話料従量制」の変更になりました。音声通話については、500円の5分以内の国内通話が無料になる通話オプション「通話準定額」と、1500円の国内通話がかけ放題になる通話オプション「通話定額」が提供されており、個人が自分自身で選択できるようにしました。
月のデータ量は20GBと設定されいます。これまでのソフトバンクのプランは、ライトユーザー向けの3GBプランと、ヘビーユーザー向けの50GBや使い放題プランなどがありますが、3GBは足りなく、50GBまでたどり着けない人に満足できるプランはなかったということです。20GBプランはその空白を埋めることができ、ミードルユーザーにとってはちょどいいプランになるのではないかと思います。
HD動画をみたり、ダウンロードしったりして、20GBのデータ容量を超えると、通信速度が最大1Mbpsに制限されることになります。1Mbpsあればスマホで利用する分には困らない部分はおおきいかとおもいます。動画などを見ようとするとすこしたりないかもしれませんが、1GBあたり500円で追加データを購入することができ、通信速度回復させることもできます。
プランの詳細は、以下のテーブルをご覧ください。
基本使用料 | 2,480円 |
データ容量 | 20GB+「LINEギガフリー」 |
データ容量超過時の通信速度 | 最大1Mbps |
通話料 | 20円/30秒 |
通話オプション「通話準定額」 | 500円 5分以内の国内通話が無料 |
通話オプション「通話定額」 | 1500円 国内通話がかけ放題 |
LINEMOの特徴
新ブランドとして、「LINEMO」はさまざまな特徴があります。
オンライン専用
これまでのソフトバンクやワイモバイルなどのブランドと違って、LINEMOは完全にオンライン専用のブランドになっています。
メリットとしては、オンライン上の簡単な操作だけで契約手続きを完了することができ、本人確認もスマホだけですむことができます(eSIM限定)。ただし、LINEMOには店頭や電話でのサポートがなく、チャットでしかやり取りができないので、パソコンやスマホの操作にあまり慣れていない人は、面倒に感じるかもしれません。
ちなみに、オンライン専用のため、ソフトバンクの店頭で契約することはできません。
LINEギガフリー
おそらくこのプランの一番の醍醐味は、LINEで使用するデータ量カウントしない「LINEギガフレー」という特典です。
LINEでは、文字チャットだけでなく、音声通話やビデオ通話もデータ消費せずに利用することができ、いわゆるLINEを通じて通話放題が可能になります。でも、全てのLINEのサービスをデータフリーに使えるわけではないです。
スタンプ使い放題
LINEMOと契約すると、「LINEスタンププレミアム(ベーシックコース)」(月額240円)も今年の夏から無料で利用できるようにする予定です。700万種類以上のLINEクリエイターズスタンプが使い放題になり、対象のスタンプを購入なしでダウンロードすることができるようになります。
ただし保有製のため、一度保有できるスタンプは、最大5個です。
5G対応・eSIM適用
現在の先端の5GとeSIMも、LINEMOが対応でき、さらにどれも契約最初から利用することができます。ただ5GとeSIMを利用する場合、それぞれに対応できる機種が必要となります。
eSIMを申し込む場合、eKYC(electronic Know Your Customerの略、オンライン本人確認システム)によってスマホやパソコンを通じて個人認証がオンラインででき、物理SIMの配達を待つ必要もなく、申し込む後短時間内開通してその場ですぐ利用できると言われています。
まとめ
SOFTBANKのオンライン専用の新ブランド、「LINEMO」をご紹介いたしました。いかがでしたのでしょうか?
国内ユーザー数が8600万人超えのコミュニケーションアプリLINEと、大手キャリアのソフトバンク。その中で生み出した新しいスマホブランドには、どのようなタノシイオドロキが待っているのでしょうか?楽しみに待ってみましょう。
(すべての画像の出典:https://www.linemo.jp/)
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