総務省が携帯料金値下げのため「eSIM」を普及へ

2020年10月21日のNHKの朝のニュースで「総務省をeSIMを推進する方針を10月27日にも取りまとめる予定であることを報じました。」

 
 

eSIMとは

eSIM(イーシム)は、スマートフォンに内蔵された本体一体型のSIMです。eSIMに対応するスマートフォンであれば、設定が書き込まれたSIMカードを挿入して設定をするという手間がなくなります。
 
 

総務省の狙い

通信会社を乗り換える際にSIMカードの差し替え必要となりますが、ネットで申込みをしてもSIMカードが郵送されてきて差し替える手続きが必要となり、この煩雑さが通信会社を切り替える手間になっていると総務省は感じており、この手間を軽くすることで競争を促し、料金値下げにつなげたい考えです。
総務省はこうした内容を盛り込んだ政策を2020年10月月27日にも取りまとめる見通しで、大手各社は対応を求められることになりそうです。
 
 

eSIM対応スマートフォンは増えている

eSIMに対応しているスマートフォンは増えてきています。
新しいiPhone 12シリーズはもちろんですが、Pixelなども対応しています。これからのスマートフォンはほぼ対応していくるのではないかと思います。
 
 

eSIM対応しても料金はすぐには安くならない

キャリアがeSIM対応をするようになってきたとしても、料金の値下げにはすぐに繋がっていくようなきがしません。
物理SIMカードがなくなっても、スマートフォンに依存することになりますし、MVNOが提供する格安SIMを使えば、月々の支払う料金はかなり安くなる人も実際かなりいるとおもいますが、格安SIMの利用者数がそれほど伸びていないことをからすると、利用者側のリテラシーの問題もあり、リテラシーが高い人が、料金を下げたり、効率の良いプランをえらぶことができるようになっており、よくわからないという人は、からわず、キャリアの店舗でお店のおすすめプランを契約しつづけているようなことになっているのではないかとおもいます。
 

気軽に通信会社を変えれるリアルな店の存在が現れてきたり、キャリアが帯域や回線を安くしてMVNOに提供すると利用者の負担する金額は変わりそうな気もします。
 
 

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