SIMフリースマホを購入する前知っておきたい、周波数帯(BAND)について

大手キャリアにSIMロックが原則禁止の流れになりつつあります。スマートフォンが購入したキャリアでしか利用できない状態がSIMロックがかかっている状態で、SIMロックがかかっていないSIMフリーのスマートフォンであれば、大手通信キャリアやMVNOの格安SIMでも基本的には通信ができるようになります。海外旅行中に海外のPrepaid SIMも利用できます。しかし、SIMフリースマホであれば、どこのメーカーののどんなモデルでもいいというわけではありません。今回はSIMフリースマホの注意点を解説したいと思います。
 
 

周波数帯(BAND)って何?


SIMフリーのスマートフォンで最も注目しないといけない点はバンドと呼ばれるどの周波数に対応しているのかどうかという点です。通信キャリアによって4G/LTEの利用できる周波数帯(BAND)が異なります。
波の長さによって、名前と、バンドの場合は番号が決まっています。
通信会社が利用する周波数帯(BAND)は、政府の総務省が決定し、割り当てられている周波数帯がそれぞれ決まっています。スマホによっても受けられる周波数帯のバンドも決まっています。特に、海外メーカーからスマホを購入すると、日本の周波数帯(BAND)を受信できないことがよくあります。
 
 

日本で使用されている4G/LTE周波数帯バンド番号

大手キャリアに割り当てられている周波数帯です。
◎は電波強いバンドです。

○は電波がわりと強いバンドです。

△は電波が弱いバンドです。

バンド(周波数帯) ドコモ ソフトバンク au
Band 1 (2.0 GHz)
Band 3 (1.7GHz)
Band 8 (900MHz)
Band 18/26 (800MHz)
Band 19 (800MHz)
Band 11 (1.5GHz)
Band 21 (1.5GHz)
Band 28 700MHz)
Band 42 (3.5GHz)

4G/LTEに関していうと、Band1を掴んでいるかどうはとても重要です。
格安SIMの新規契約する場合などは、MVNOのどこのキャリアのSIMを提供するのかを確認しましょう。
SIMフリーのスマホを購入する前に、対応しているバンドを調べましょう。
 
 

バンドを確認しましょう!


SIMフリーのスマホを買って格安SIMを使うという場合は次の2つを必ず確認してください。

1.格安SIMのサイト

格安SIMのサービスには、SIMが対応するバンドが掲載されています。
例えば、OCN Mobile One は動作確認済みの端末一覧をネットで確認できます。

2.購入するSIMフリーのスマホ

それから購入するスマホにも、対応するBANDが書かれています。

よくわからない人は、
格安SIMの購入は、ネットで全て完結し、自分でSIMを設定する必要がありますが、家電量販店では、格安SIMの取り扱いもあるので、質問すると応えてくれると思いますので店舗も活用してみましょう。
 
 

最後に

SIMフリーのスマホを購入後、対応している利用する通信会社のBANDに対応していないくて使えないなんてことはこまりますので、
SIMフリースマホを購入前には、周波数帯(BAND)は必ず確認しましょう。特に海外製のスマホは購入時にかならず確認しましょう。
 
 

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