GitHub社は2022年6月22日から、自然言語をコンピューターが理解できるプログラミング言語に翻訳するAI(人工知能)コーディング支援ツール「GitHub Copilot」の一般提供を開始ました。
価格は月額10米ドルまたは年額100米ドルで、学生や人気のあるオープンソースプロジェクトのメンテナーは無料で利用可能となっています。
GitHub Copilotはリアルタイムでコードを提案し、プログラミングを要する作業の中で最も重要な「優れたソフトウェアの開発」に集中できるよう支援するツール
エディターにコードやコメントを入力すると、GitHub Copilotが次の行を提案する。1つの単語や一行のコードだけではなく、完全なメソッドやボイラープレートコード、単体テスト全体、複雑なアルゴリズムを提案してくれるそうです。
GitHubCopilotのつの特徴
1.AIベースのコーディング提案
プロジェクトのコンテキストとスタイル規則に一致するさまざまなコードを提案し、それらを受け入れる、拒否する、または編集するのかを自分で決定できる。
2.好みの環境で利用
GitHub CopilotはNeovim、JetBrains IDEs、Visual Studio、Visual Studio Codeなどの人気のエディターと統合しているため、好みの開発環境の拡張機能として利用できる。
3.慣れない領域でもコーディング可能
新しい言語でのコーディングや新しいことに挑戦する場合、GitHub Copilotが数十の言語の構文とコードを提案するので、実際にやってみることでより多くの時間を学習に費やせる。
プログラマーが開発ツール上でコードやコメントを入力すると、そのプログラムの文脈やコーディング規約に沿ったコードの候補をCopilotが提案してくれる。1つの単語や1行のコードだけでなく、関数の実装や単体テストをまるごと提案してくれる場合もある。提案されたコードを受け入れるか受け入れないかはプログラマーが選択できる。
プログラムがプログラムを開発する未来
この分野では、学習データの量がものを言います。GitHubは非常に多くのソースコードをホストしているため学習材料にすることができるため、精度は上がっていきそうなきがします。
生成されるコードは常に最良のものが得られるとは限りませんが、高速なコーディングを実現するための頼れる相棒となってくれることは間違いないとおもいます。
近い将来プログラムがプログラムを開発するという未来になっていくのではないかと思えます。
GitHub Copilot
GitHub Copilot is generally available to all developers
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