iOSとiPadOSの最新版 14.4.2配信開始。悪用された可能性ある脆弱性を修正されています。

アップルは2021年3月27日、iOS 14.4.2およびiPadOS 14.4.2を配信開始しました。前回のiOS 14.4.1から約20日後のアップデートで、とても早いサイクルですが、今回ものアップデートも重要なセキュリティアップデートが含まれているとして全ユーザーにアップデートを推奨しています。

 

iOSとiPadOSのOSアップデート方法

iPhoneに通知が届いている人もいるとおもいますが、通知が届いている方は、通知をタップするとアップデートが可能です。
通知がまど届いてない方は、「設定 - 一般 – ソフトウェア・アップデート」でOSの状態を確認することで、手動でアップデートできます。

OSアップデートは脆弱性の修正

アップルの公式サポートドキュメントによれば、今回の更新はWebkit(iOSやiPadOS向けブラウザのレンダリングエンジン)の脆弱性を修正したとが発表されています。
 
アップデート対象:
iPhone 6s以降、iPad Pro(すべてのモデル)、iPad Air 2以降、iPad第5世代以降、iPad mini 4以降、iPod touch(第7世代)で利用可能
 
Webブラウザエンジンの「WebKit」において、悪意あるコンテンツへアクセスするとユニバーサルクロスサイトスクリプティング(UXSS)と呼ばれる攻撃を受ける可能性がある。アップルは、WebKitのこの脆弱性(CVE-2021-1879)が、積極的に悪用されている可能性があると報告を受けているという。watchOS 7.3.3も同様の問題があるとされている。
 
 

古いデバイスも脆弱性を修正

iOS 14がサポートされていない古いデバイス向けの、iOS 12.5.2も配信開始されています。
こちらも同じ脆弱性が修正されており、 iPhone 5s, iPhone 6, iPhone 6 Plus, iPad Air, iPad mini 2, iPad mini 3, and iPod touch (第6世代)が対象となっています。
 
セキュリティ面の強化は必ず行いましょう。
 

 
 
 

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